ギャンブルにはまり、借金をしてしまったことはありますか?また、身近にそのような人がいましたか?
この記事ではギャンブル依存症になりやすい人の特徴、ギャンブル依存症であるかどうかの目安、ギャンブル依存症になってしまったらどうすればよいのかについて書いていきます。
ギャンブル依存症について知りたい方、身近にギャンブル依存症と疑わしい人がいる方はぜひこの記事を読んでみてください。
(出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89-%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF-1030852/)
ギャンブル依存症とは
そもそも、ギャンブル依存症とはどのような状態を指すのでしょうか。
ギャンブル依存症とは、ギャンブルが原因で様々な問題を起こしているにも関わらず、ギャンブルをやめることができない状態を指します。
ギャンブルのせいで私生活に悪影響を及ぼしていればギャンブル依存症と考えてよいでしょう。
あなたの身近に当てはまっている人はいましたか?では、どのような特徴を持っている人がギャンブル依存症になりやすいのでしょうか。以下で紹介していくので見ていきましょう。
趣味がなく友達がいない人はギャンブルで借金をしやすい
趣味がなく、友達がいない人はギャンブルで借金をしてしまうリスクがあります。
趣味がなく友達もいなければ休日に時間やお金を持て余してしまいます。そこで、ギャンブルに出会いはまってしまったら、持て余しているお金と時間をギャンブルに注ぎ込むことになるでしょう。
また、友人がいなければギャンブル依存症になったときに、異変に気付いてくれる人がいません。そのため、初期段階で手を打つことや依存症から抜け出すことも難しくなります。
現実と向き合いたくない人はギャンブルで借金をしやすい
現実と向き合いたくないと考えている人・向き合ってない人はギャンブルで借金をしやすい傾向にあるといえます。
現実と向き合うことができずギャンブルに逃げてしまい、依存症になり借金をしてしまうのです。
また、ギャンブルで大当たりをすることで、現実では考えられないような成功体験してしまいのめり込んでしまう場合もあります。
現実から目をそむけたくなる時もありますが、頑張って現実と向き合っていきましょう。
不器用で真面目な人はギャンブルで借金をしやすい
不器用で真面目な人がギャンブルで借金をするというのは意外に感じますよね。ですが、他の人と比べて真面目すぎるがゆえにギャンブルにはまってしまうのです。
不器用で真面目な人はストレス発散が苦手な人が多いです。ストレスを発散できずに溜めこんでしまいます。
そのため、ギャンブルをしてストレスを発散できた場合、ギャンブルにのめり込んでしまう可能性があります。
また、不器用なため適度に楽しむことができずに過度にはまってしまいやすいです。
ギャンブルのために借金をする人はギャンブル依存症
ギャンブル依存症の特徴にはどのようなものがあるのでしょうか。その1つに、ギャンブルをするために借金をすることが挙げられます。
借金をしてまでギャンブルをするということは、自由に使えるお金をギャンブルんに使い切ってしまったということです。所持金を使い切ってまでギャンブルをしてしまうのは依存状態になってるという証拠です。
身近にギャンブルのために借金をしようとしている人がいたら止めてあげてください。
ギャンブル負けをギャンブルで取り返そうとするのは依存症の特徴
ギャンブルの負けをギャンブルで取り返そうとするのもギャンブル依存症の特徴です。
ギャンブルで負けてしまった時に、負けを取り返さないと考えてしまうとさらにギャンブルにのめり込んでしまいます。
基本的にギャンブルで勝てることほとんどありません。そのため、
- ギャンブルで負ける
- 負けた分を取り返そうとする
- さらに負ける
という悪循環に陥ってしまいます。依存症も悪化し、お金も消えていく最悪の状態といえるでしょう。
いつもギャンブルのことを考えている人はギャンブル依存症の特徴
いつもギャンブルのことを考えているというのもギャンブル依存症の特徴です。
ギャンブルのことばかりを考えてしまい、他のことに頭を使うことができなくなっている状態です。寝ても起きてもギャンブルのことしか考えることができません。
この状態はギャンブルのせいでお金を失うだけでなく、日常生活をまともに送ることすら難しくなってしまいます。この状態になる前に、なんとか手を打っておきたいですね。
ギャンブル依存症と借金癖を治す
では、ギャンブル依存症になってしまったらどうすればいいのでしょうか。
ギャンブル依存症はれっきとした病気です。そのため、ギャンブル依存症になってしまった時は医者にかかるようにしましょう。
症状の重さなどによりますが、主に以下の二つの方法で治療をしていくことになるでしょう。
投薬治療
投薬治療によって症状を緩和させていく方法があります。ただし、投薬治療のみでギャンブル依存症を治すことは難しいので、他の方法と併用して行います。
カウンセリング
カウンセリングを継続して行うことでギャンブル依存症を治していきます。
ギャンブルではストレス発散はできない、むしろストレスの原因になっていると気づき、ギャンブルをしたいと思う気持ちをなくすことが目標です。
ギャンブルでの借金が返せない時の対処法
ギャンブルでしてしまった借金を返せない場合はどうすればよいのでしょうか。
借金を減らしたり、なくしたりする方法(債務整理)があるので見ていきましょう。
任意整理・特定調停
任意整理や特定調停は簡単に言うと、債権者と債務者が話し合って借金を決め直すことです。
借金の利子をカットしたり、返済期間を延ばすことができる場合があります。
個人再生
個人再生を行うことで借金を5分の1ほどに減らすことができます。借金を減額した後は3~5年で完済する必要があります。
自己破産
自己破産を行うと借金の返済義務を放棄することができます。ただし、ギャンブルや浪費が原因での借金の場合だと自己破産ができないことがあるので注意してください。
まとめ
ギャンブル依存症になってしまうと、お金や時間、人間関係など様々なものが失われてしまう可能性があります。ギャンブルに限らず、依存症とは恐ろしいものですね。
1度失われたものは取り返すのに時間がかかってしまいます。この記事を読んだあなたはギャンブル依存症にならないよう十分に注意してください。
また、身近に危なそうな人がいたらギャンブル依存症にならないよう気にかけてあげてくださいね。