「コインチェックの仮想通貨決済サービスを自店舗に導入したいが、やり方がよくわからない…。詳しく教えてほしい。」
仮想通貨取引所のコインチェックでは、ビットコインを利用した決済サービス「コインチェックペイメント」を展開しています。ただ、仮想通貨決済はまだ一般的ではなく、わからない部分が多いのが現状です。
そこで今回は、コインチェックの決済サービス「コインチェックペイメント」について解説します。
この記事を読むことで、コインチェックペイメントについて詳しくなり、売上管理の煩わしさから開放されます。ぜひ最後までご覧ください。
コインチェックペイメントとは?
コインチェックペイメントとは、仮想通貨を使った支払い代行サービスのことです。
全国4,000店舗への導入実績があるコインチェックペイメントでは、クレジットカード決済や銀行振込と同じように、ビットコインでの決済が可能です。
特にオンランショップや個人サイトへ導入すると、ビットコイン決済を利用した販売ページを簡単に作成できます。
また、オンラインだけでなく実店舗での導入も進んでいるので、コインチェックペイメントは今後も広がっていくと予想されています。
次の項目からは、コインチェックペイメントを導入するメリットを4つ紹介しますね。
コインチェックペイメントで決済するメリット①導入コストがゼロ
コインチェックペイメントの1つ目のメリットは、「導入コストがゼロ」という点です。
コインチェックペイメントは、iPhoneやiPadといったiOSに対応した端末があれば、導入のコストをかけずに無料で始められます。
また、決済の際に発生する手数料は料金の1%と、クレジットカードよりも安いのが特徴的です。
初期費用だけでなく月額料金も全くかからず、コストを最小限に抑えて導入できるのが嬉しいですね。
コインチェックペイメントで決済するメリット②利便性が高い
コインチェックペイメントのメリット2つ目は、「利便性が高い」という点です。
スマホ1台で操作可能なコインチェックペイメントは、外出先や海外の旅行先でもアクセス可能です。
また、金融機関を介さずに決済システムが導入でき、面倒な手続きが必要なく業務の合間でも気軽に利用できます。
なのでコインチェックペイメントは、誰でも導入できる利便性の高い決済サービスとして注目を集めています。
コインチェックペイメントで決済するメリット③処理が早い
コインチェックペイメントを導入する3つ目のメリットは、「処理が早い」という点です。
クレジットカードで決済する場合、入金から着金が完了するまで1ヶ月ほどかかります。
一方で、コインチェックペイメントを導入し仮想通貨で決済すると、最短で即日入金されるなど、現金とほぼ同じスピードで着金が可能です。
なので事業者は、コインチェックペイメントを導入することで、資金繰りの心配をせずに売上の管理ができます。
コインチェックペイメントで決済するメリット④匿名性が高い
コインチェックペイメントの最後のメリットは、「匿名性が高い」点です。
コインチェックペイメントは、匿名性が高いビットコインを決済手段に採用しており、個人情報が犯罪利用されるリスクが非常に低いです。
特にビットコインは、取引のたびに暗号化コードを毎回発行しているので、名前や個人情報が知られる恐れが全くありません。
またビットコインは、クレジットカードでカード番号を公開する点とは異なり、個人を特定される心配がないので、匿名性が非常に高い通貨として全世界で利用されています。
ただ、コインチェックペイメントにもデメリットは存在します。次の項目からはデメリットを2つ紹介しますね。
コインチェックペイメントで決済するデメリット①認知度が低い
コインチェックペイメントの1つ目のデメリットは、「認知度が低い」という点です。
国内ではビットコイン決済に対応している店舗が少なく、消費者の大半は決済手段として現金や電子マネーを利用しています。
また、コインチェックペイメントはまだまだ発展途上のサービスで、仮想通貨取引所が決済サービスを展開していることを、消費者の間では一般的に認知されていません。
しかし現在は、ビットコイン決済に対応した店舗が増えている状況なので、今後も仮想通貨で決済する消費者の増加が期待されています。
コインチェックペイメントで決済するデメリット②価格変動リスク
コインチェックペイメントの2つ目のデメリットは、「価格変動が発生する」リスクです。
現在、仮想通貨は主に投資対象として注目されており、投資家が大量の取引を行うことで毎日価格が変動しています。
また仮想通貨は、送金手続きの間に価格が急に上下する場合もあるので、決済手段としての機能はまだ不十分です。
ただ、コインチェックペイメントでは価格変動保証がありますので、ある程度リスクは緩和されています。
コインチェックペイメントの導入事例
ここからは、実際にコインチェックペイメントを導入している事例を紹介しますね。
まず、インターネットサービス国内最大手の「DMM.com」では、コインチェックペイメントを利用したことで、海外との取引量が増え業績を伸ばしています。
特にDMM.comは、「手数料の安さ」とビットコインの「匿名性」に注目しており、クレジットカードの利用明細を気にする利用者向けにニーズを見いだしています。
また、回転すしの「銀座沼津港」もコインチェックペイメントを導入しており、タブレットのQRコードを読み取るだけでビットコイン決済が可能です。
次の項目からは、コインチェックペイメントの導入方法を解説しますね。
コインチェックペイメントの始め方
コインチェックペイメントを始めるには、下記の手順を踏む必要があります。
- コインチェックに口座開設
- コインチェックペイメントの登録
- メールアドレス・パスワードの登録
- SMS認証
- 本人確認書類の提出(免許証・パスポート等)
- アプリのダウンロード
まずコインチェックの口座を開設し、公式サイトからコインチェックペイメントを登録。
登録の手順は、「メールアドレス」「パスワード」「認証コード」の入力、本人確認書類の提出、アプリのダウンロードとなります。
利用する際は、アプリ内で支払金額を入力するとQRコードが作成され、お客様にQRコードを読み込ませることで決済が完了します。
無料で誰でも登録できますので、気になる方は下記の公式サイトをご覧になると良いでしょう。
コインチェックの決済サービスとは?【まとめ】
今回は、コインチェックペイメントについて解説しました。要約すると、下記の通りです。
- 導入コストがゼロ
- 利便性が高い
- 処理が早い
- 匿名性が高い
- 認知度が低い
- 価格変動のリスクがある
仮想通貨が登場して以降、ビットコインに対応した決済サービスが順次登場し、店舗側もビットコイン決済システムの導入が進んでいます。
また、今後もますますキャッシュレス化の流れが進み、新しい仮想通貨決済サービスの登場が期待されています。
この記事を参考に、あなたもコインチェックペイメントを一足早く導入し、仮想通貨決済サーピスを体験してみてはいかがでしょうか。