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仮想通貨「リブラ」とは?【特徴・目的・将来性について徹底解説!】

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「リブラ」とは2020年に実装予定の仮想通貨です。実装前からいろいろ話題になっているリブラですが、一体どのような仮想通貨なのでしょうか。

そこで、この記事では仮想通貨「リブラ」の特徴や目的、将来性について解説していきます。リブラについて詳しく知りたい方はこの記事を最後まで読んでみてくださいね。

(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/bitcoin-3411309/#content)

仮想通貨「リブラ」を発行する目的は?

仮想通貨「リブラ」を発行する目的としては以下の2つがあります。

  • シンプルでグローバルな通貨を作る
  • 世界の金融インフラを提供する

2つの目的を果たすことで、リブラは誰もが日常生活で使える便利で信頼のおける新しい通貨として幅広く普及することを目指しています。この2つの目的について、それぞれ詳しく解説していきますね。

シンプルでグローバルな通貨を作る

今までの仮想通貨は海外に送金する際に手数料がかかったり、時間がかかったりします。このような問題を解決するためにリブラは開発されました。

世界共通の通貨を作ることで、送金コストや無駄な手間を大幅に削減します。なので、低コストで使いやすい仮想通貨となるでしょう。

世界の金融インフラを整える

リブラは銀行口座を持っていない人でも使うことができます。日本では銀行口座を持っていることは当たり前という感覚です。

しかし、世界中には銀行口座を持たない人が17億人もいます。これは世界人口の3割ほどです。

リブラは銀行口座を持たない人でも安全に資産を保管することができます。

仮想通貨「リブラ」の特徴とは?

仮想通貨「リブラ」には4つの特徴があります。それは以下の4つです。

  • Facebookが発行する仮想通貨
  • 価格変動の少ない安定した価値
  • 安全で信頼できるブロックチェーン
  • 専用のウォレットを使って送金・決済を行う

今までの仮想通貨は投機面で利用されることが多かったですが、リブラは送金、決済で利用することを目的としていますなので、価値を安定させ、セキュリティの安全性にも力を入れています。

仮想通貨「リブラ」の特徴①Facebookが主導している

出典:https://libra.org/ja-JP/vision/#how_it_works

リブラはFacebookが発行している仮想通貨と言われていますが、厳密に言うとFacebookが主導しているというだけです。実際はリブラ協会というコンソーシアムが運営しています。

コンソーシアムとは組合や連合という意味で大規模事業の推進のため、国際的な銀行や企業が参加して形成する融資団のことです。

なので、「リブラ」は、Facebookの仮想通貨ではなく、Facebookが主導して開発されている仮想通貨ということになります。

仮想通貨「リブラ」の特徴②安定した価値

出典:https://libra.org/ja-JP/vision/#how_it_works

リブラは今までの仮想通貨と違い、価格変動が少ない通貨とされています。

リブラが価格変動を少なくできるのは、Libraリザーブによって実際の資産の予備が作られるからです。これにより、価格変動が起こりにくい仕組みとなっています。

分かりやすく例えるなら、1ドル=100円という目安があるということです。つまり1リブラ=1ドルという安定した価格でリブラを発行することができます。

法定通貨(現金)と同じ感覚でリブラを利用することができれば、とても便利な仮想通貨となるでしょう。

仮想通貨「リブラ」の特徴③安全で信頼できる

出典:https://libra.org/ja-JP/vision/#how_it_works

リブラはリブラブロックチェーン上に構築されています。リブラブロックチェーンは今までのブロックチェーンと違い、独自のプログラミング言語「move」を使用しました。

リブラブロックチェーンはセキュリティ面を最優先事項としているほど、安全、安心に力を入れています。

リブラブロックチェーン上でスマートコントラクトを実装するために使われたのが「move」という新しいプログラミング言語です。

仮想通貨「リブラ」の特徴④専用のウォレットを使用

リブラは専用のウォレットを使用することで、銀行口座がなくてもリブラを所有できます。ウォレットとは仮想通貨の銀行のようなものなので、リブラは専用のウォレットを使用して保管、管理します。

このウォレットは決済や送金を行うときにも使用され、リブラは決済や送金に便利な通貨です。なので、今後、決済方法の1つとして普及されることが期待されています。

「リブラ」が普及すれば、リブラ専用のウォレットは必須なものになるかもしれませんね。

リブラの開発には多くの大手企業が協力している

リブラはリブラ協会というコンソーシアムによって運営されていて、リブラ協会創立メンバーにはVISAやUberなどの大手企業28社が参加しています。

出典:https://libra.org/ja-JP/partners/

しかし、2019年10月4日にPayPal、11日にはeBay、Stripe、Mastercard、Visa、Mercard Pago、14日にはBooking.comがリブラ協会から脱退しました。

脱退する理由は、簡単に言うと考え方や方針が合わなくなったからです。それでも、脱退ばかりではありません。ShopifyやTAGOMIは2020年に新たなメンバーとして加わりました。

リブラ協会は2020年の目標立ち上げまでに約100社のリブラ協会のメンバー獲得を目指しています。

リブラは他の仮想通貨とどう違うの?

リブラは今までの仮想通貨と違う新しいタイプの仮想通貨です。では、どのような違いがあるのでしょうか。その違いは以下の3つです。

  • 価値が安定していて価格変動が少ない
  • 投機面より、決済面に優れている
  • 銀行口座が必要無い

上記の違いによって、今までは投機面で所有することの多かった仮想通貨がより身近な存在となるでしょう。そうなれば、新たなお金の使い方が生まれるかもしれませんね。

仮想通貨「リブラ」の将来性は?

仮想通貨「リブラ」の将来性はとても期待されています。その理由は、新しい決済方法として「リブラ」が使用される可能性があるからです。

リブラは世界共通の通貨として使うことができ、銀行口座も必要ありません。そのため、普及すれば現金を使うよりも便利な通貨になるのではないでしょうか。

仮想通貨の存在は認識されてきてはいますが、誰でも使える実用的な仮想通貨はまだ存在しません。しかし、「リブラ」は誰もが使える実用的な仮想通貨になる可能性を秘めています。

まとめ

この記事では仮想通貨「リブラ」について紹介してきました。リブラは世界共通の通貨となり、世界のインフラを整えることを目的としています。

実際にこの目的が実現すれば、「リブラ」が実用的な仮想通貨として世界を変える可能性があります。

今までと違った仮想通貨「リブラ」が発行されることで、新たな決済方法が誕生するかもしれません。そうなれば、とても便利な機能と言えるでしょう。

仮想通貨「リブラ」が発行され、どのようになっていくのかとても楽しみですね。

ABOUT ME
ユウキ
SEOライター/ 小学生のから野球を始める/ 大学時代、神宮ベスト8/ web+と出会い、SEOライティングを学ぶ/ 主にweb+の運営するメディアで執筆中/ 様々なジャンルで執筆経験あり
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