「勝敗は戦う前から決まっている」という孫氏の言葉がありますが、これは敵の数や強み、戦う場所をリサーチした上で、対策して戦うから勝てるという意味だと自分は解釈しています。
これはビジネスの世界でも全く同じことで、これから始めるビジネスのリサーチが非常に重要という部分に繋がると思うんですよね。プロ後輩です。
本題に入る前に、Youtubeの動画をアップしたときに見てほしい数字というのがあります。
それはインプレッションのクリック率です。
自分たちが運営している非属人性のジャンルでは、Youtubeのおすすめに表示されてから視聴されるという仕組みになっています。
チャンネル登録者が何万いてもファンになることはほとんどないため、サムネやタイトルで見られるかが決まってしまうのです。
そして、このインプレッションのクリック率というのは7%を超えると良い言えます。7%以上であれば、少なくとも1万再生はされるでしょう。
メインチャンネルで20万再生された動画では、アップした次の日で6.0%、2日後では10.9%という数字でした。
17万再生された動画では、アップした次の日で9.2%、2日後では10.1%という数字でした。
他の10万超えされている動画を見てもアップしてから次の日のクリック率が7%近く、2日後には10%超えると伸びるのかもしれません。
これからYoutubeを始める方はぜひ、インプレッションのクリック率を見るようにしてください。
さて、昨日の続きです。
・Youtubeはまとまりでリーチする
・Youtubeは似た動画を嫌う(動画をパクる際のポイント)
・自分のチャンネルに集まっている属性を理解する
「Youtubeはまとまりでリーチする」
前提→Youtubeのおすすめに表示されることで視聴数を伸ばす
これはYoutubeのSEOやおすすめに表示されるためのアルゴリズムを勉強する必要がありますが、1つの特徴としてあるのが、Youtubeは伸びているまとまりがあると、それをリーチする傾向にあります。
例えば、【海外の反応】ジャンルでは2024年にパリオリンピックが開催されたことで、パリオリンピックに関係する動画を投稿するチャンネルが増加しました。
そして、どの動画も視聴されていたため、パリオリンピックに関係する動画であれば、おすすめに表示されやすくなっていたのです。
具体的には、「無課金おじさん」「選手村」がトレンドになっていました。
「トレンドの動画を上げればいいのか?」そう考えても問題ありません。しかし、このトレンドは、あなたが運用しているチャンネルのジャンルに沿っているものである必要があります。
自分が運用している【海外の反応】(日本賞賛系)であれば、「新幹線」「天皇」「鹿」などがまとまりとして伸びていることがありました。
まとめると、動画をリサーチする際には、まとまりでリサーチするといいでしょう。
めっちゃ伸びている動画があるからそれを真似しようでは危険です。これを実際に自分のチャンネルで試したときは、全く伸びない動画がいくつもありました。
「お、競合の動画が3日で40万再生されてるから真似しよう」
↓
「あれ?100再生以下?なんでだろう、、、」
こんな動画がいくつもあります。
リサーチした際に、3つのチャンネルで似たような動画がどれも伸びているし、まとまりがあるならその動画は伸びる可能性が非常に高いです。
ここもまた仮説がいくつかあり、テストしている最中なので、進展があればまた共有します。
「Youtubeは似た動画を嫌う(動画をパクる際のポイント)」
Youtubeは、似た動画が増えることを嫌っています。そのため、同じような動画がすでにアップされていると、あなたが投稿した動画は全く伸びません。
「え?さっきの話と矛盾しているじゃん」そんな声が聞こえてきますね。
これ矛盾しているように聞こえると思いますが、トレンドが過ぎているかどうかという視点で確認する必要があります。
自分が実際に検証したデータでは、競合動画が投稿されてから2カ月未満であれば、まとまりで動画を伸ばしてくれる傾向があります。
逆に、1年前や半年前の動画だと、1000万再生されていたとしても意味がありません。
実際にリサーチして、1年前に700万再生された競合動画を真似して投稿しましたが、全く伸びませんでした。
まとめると、動画リサーチは投稿されてから2カ月未満の中で探すようにしてください。前の動画であればあるほど、リーチは取れなくなります。
(例外もあるようですが、そこも検証中です。進展があれば共有します。)
「自分のチャンネルに集まっている属性を理解する」
Youtubeは、チャンネル登録している人がどんな動画を視聴しているのかAIで分析をしています。
その情報を元に、Youtubeのおすすめに動画を表示させる人を選んでいるわけです。
そのため、「チャンネル登録者が見たい動画はどんなものか?」を仮説検証する必要があります。
基本的に、競合動画を真似していくのですが、その動画がなぜ伸びたのかを自分の中で仮説を立てるクセをつけるといいでしょう。
「新幹線がまとまりで伸びているから」
「SNSで~という単語が人気なのかも」
「サムネの画像が良かったのかも」
その立てた仮説を実際に試してみましょう。
「いくつかの競合では、伸びたけど、自分の動画は伸びなかったな」
そんなときは、動画の内容があなたのチャンネル登録者にハマっていなかった可能性が高いでしょう。
具体例でいうと、自分が運営している【海外の反応】(日本賞賛系)では、サムネの一番上の文章は一見、日本をバカにしているコピーだけど、最後にどんでん返しがあるようなスタイルにしています。
最初はサムネの一番上は、100%で日本を絶賛するコピーにしていますが、やっていく中で伸びなくなっていきました。
まとめると、チャンネル登録者が好む動画やサムネが何か仮説を立てて、テストしてください。そして、自分のチャンネルに集まっている人の属性が分かったら、その属性に合う動画にしていきましょう。
本日はこれで以上です。
明日は、何も思いつかなければ、チャンネルでも紹介しようと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
アリーヴェデルチ!