消費税率の引き上げや物価の上昇が続いている昨今、OLとして働いているあなたは「節約しないと生活が大変…」と感じているのではないでしょうか。
また、浪費しているつもりはないのに「なかなか貯金が増えない…」と悩んでいる方も多いかと思います。このような現状を打破するためには、堅実な方法で節約に努めていくことが大切です。
そこで本記事では、OLとして働いている方に向けて、効果的な節約術を8つ紹介します。どれも簡単にできるものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
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すぐに実践できるOLにおすすめの節約術を8つ厳選
一口に「節約術」と言っても、やり方は実に様々です。そのため、どのようにして節約すれば良いのかと迷ってしまうと思います。
以下の8つの方法は、働く女性の多くが実践している節約術なので、あなたも気軽にトライできるでしょう。
- 先取り貯金をする
- 貯金用口座をつくる
- 固定費を見直す
- お弁当を持参する
- 極力コンビニは利用しない
- ポイントサービスを利用する
- キャッシュレス決済を使う
- クーポンを利用する
次の章からは、8つの節約術について詳しく解説していきますが、いきなり全ての方法を実践するのは大変です。
無理なく節約生活を続けるためにも、まずはできることから始めていき、少しずつ節約する範囲を広げていきましょう。
OLにおすすめの節約術①先取り貯金をする
確実にお金を貯めたいのなら、先取り貯金をするのがおすすめです。先取り貯金とは、毎月の収入から一定額を先に貯金する方法で、実践すれば計画的かつ強制的に貯金ができるようになります。
一般的に、「余ったお金を貯金しよう」と考える方が多いですが、月末になって「貯金に回せるお金がない…」と困ってしまうケースがほとんどです。
OLとして働いているあなたも、ランチや飲み会などにたくさんのお金を使ってしまい、「今月はほとんど貯金ができなかった…」という経験をしたことがあるのではないでしょうか。
その点、先取り貯金をすれば嫌でもお金が増えますし、残高でやりくりすることでお金の使い方が上手くなります。ついつい娯楽や趣味にお金を使いすぎてしまう方は、ぜひ先取り貯金を実践してみましょう。
先取り貯金の方法として、私的年金制度の「iDeCo」や少額投資非課税制度の「つみたてNISA」を利用するのもおすすめです。
どちらの制度も毎月一定額を自動で積み立てでき、さらにお金を運用をすることで資産を増やせるメリットがあります。
OLにおすすめの節約術②貯金用口座をつくる
多くの方は1つの口座でお金を管理しているかと思いますが、なかなか貯蓄が増えない方は貯金用口座をつくってみると良いでしょう。
貯金専用の口座をつくり、預けたお金に手をつけないようにすれば、着実にお金を貯められます。先取り貯金と同様に、ついついお金を使いすぎてしまう方にこそ、この方法はとても効果的です。
特にOLの場合、時間を節約するための外食や職場の方との付き合いなど、何かとお金を使う機会が多いでしょう。その結果、給料のほとんどが生活費に消えてしまうことも少なくありません。
しかし、給料の一部を貯金用口座に移すようにすれば、全てのお金が生活費に消えなくて済みます。さらに貯蓄が増えていくことで、節約・貯金に対するモチベーションの向上も期待できるでしょう。
OLにおすすめの節約術③固定費を見直す
節約生活をする上で、固定費の見直しは欠かせません。というのも、固定費は1度見直すと、継続的に節約効果を得られるからです。
例えば、スマホの契約先を大手キャリアからMVNO(格安SIM提供事業者)に乗り換えた場合、月額料金を5,000円以上も節約できます。これだけで年間6万円以上の費用が浮き、貯金に回すことができるのです。
OLの場合、実家から会社までの距離が遠いことから、1人暮らしや車通勤をしている方も多いでしょう。そのような方は、家賃や車両保険を見直してみるのがおすすめです。
他にも生命保険やサブスクリプションサービスなどが固定費に当たります。毎月の支出を少しでも減らし、より多くのお金を貯金に回すためにも、ぜひこの機会に固定費を見直してみましょう。
OLにおすすめの節約術④お弁当を持参する
OLとして忙しい日々を過ごしていると、ランチの時間が癒やしになるかと思います。しかし、毎日のように外食すると食費が高くなるので、お弁当を持参して節約するのがおすすめです。
仮に1回のランチ代が800円とし、週5日のペースで外食をした場合、ひと月のランチ代は1万6,000円になります。“毎月昼食だけで約2万円かかる”と考えると、決して安い金額とは言えないでしょう。
その点、お弁当は外食やコンビニ食と比べてお金がかからないので、節約効果がとても大きいです。手作りのお弁当は、1食あたりの材料費が200円程度で済むので、持参する日を増えやせば着実に食費を減らせます。
とはいえ、OL生活をしている中で、毎日お弁当を作るのはなかなか大変でしょう。節約は続けるからこそ大きな成果を得られるので、負担を感じない程度にお弁当作りに努めてみてください。
OLにおすすめの節約術⑤極力コンビニは利用しない
手軽で便利なコンビニは、働く女性にとって強い味方です。そのため、出勤前やランチタイム、さらには帰宅するときに立ち寄り、1日の中で2〜3回ほど利用する方も多いでしょう。
しかし、コンビニの商品は割高で、飲み物とちょっとした食べ物を買うだけでも500円程度はかかります。これを1日2回、週5日のペースで続けたとすると、ひと月で2万円も支出が増えてしまうのです。
年間で換算した場合、2万円×12ヶ月=24万円ものお金をコンビニで使っていることになります。いくらコンビニが便利だからとはいえ、1ヶ月分の給料が丸々コンビニ代に消えてしまうのは勿体ないでしょう。
逆に言えば、コンビニの利用回数を減らすことで、無駄な出費も大幅に減らせます。「急用のとき以外は立ち寄らない」「コーヒーはマイボトルで持参する」など、なるべくコンビニを利用しないように工夫しましょう。
OLにおすすめの節約術⑥ポイントサービスを利用する
物価の上昇が続いている昨今、OLとして働いている方の中には「給料だけでやりくりするのは大変…」と感じている方も多いでしょう。そのような方は、積極的にポイントサービスを利用するのが得策です。
ショップやキャンペーンを利用して貯めたポイントは、お金の代わりとして使うことができます。つまり、ポイントサービスを上手く活用すれば、“使えるお金を増やせる”という訳です。
例えば、還元率1.5%のポイントサービスを利用するとしましょう。毎月10,000円分の買い物をした場合、ひと月で1,500円分のポイントが貯まり、1年間で18,000円分のポイントを獲得できます。
上記はあくまで一例ですが、やり方次第ではより多くのポイントを獲得でき、生活費の負担を減らすことが可能です。「節約をして貯金を増やしたい」という方にとって、ポイントサービスを使わない手はないでしょう。
OLにおすすめの節約術⑦キャッシュレス決済を使う
前章では、ポイントサービスについて解説しましたが、多くのキャッシュレス決済はポイントサービスに対応しています。
現金の場合、ポイントを貯めることも使うこともできないので、節約生活をする際はキャッシュレス決済を利用するのがおすすめです。
特にOLの場合、食費・交際費・美容代など何かとお金がかかるため、キャッシュレス決済を利用すれば効率良くポイントを貯められるでしょう。
また、キャッシュレス決済は残高を確認できるので、お金の使いすぎを防げます。収入(ポイント)を増やせる上、支出を減らせるキャッシュレス決済の利用は、節約において有効な手段と言えるでしょう。
OLにおすすめの節約術⑧クーポンを利用する
日用品や化粧品など同じ商品を買うのなら、値段が安いに越したことはありません。買い物をする際にクーポンを利用すれば、商品を割引価格で購入できるので、生活費を節約しやすいです。
例えば、楽天市場やYahoo!ショッピングなどの通販サイトでは、「○円以上のご購入で3,000円OFF」「対象商品のご購入で20%OFF」といったクーポンが配布されています。
また、割引クーポンに加えて、ポイント還元率が2倍以上になるお得なキャンペーンを利用できる場合も多いです。それらを上手く活用すれば、生活費に充てる費用が減り、その分を貯金に回すことができます。
他にも美容院に行くときは「ホットペッパービューテー」、飲食店に行くときは「ぐるなび」といった予約サイトを使えば、クーポンを利用できるのでお得です。使えるものはしっかり使って節約・貯金に努めましょう。
まとめ:無理のない節約で効率的にお金を貯めよう
今回は、OLとして働いている方に向けて、おすすめの節約術を紹介しました。改めて記事の内容を簡単にまとめてみます。
- 先取り貯金をすれば計画的かつ強制的に貯金ができる
- 貯金用と生活用で口座を分けた方が節約・貯金がしやすい
- 固定費を見直せば継続的に節約効果を得られる
- 飲食店やコンビニの利用回数を減らせば食費も大幅に減る
- ポイントやキャッシュレス決済の活用は節約効果が大きい
- 積極的にクーポンを使えば生活費の負担を減らせる
紹介した節約術を実践すれば、余計な出費を減らしたり、効率的に貯金を増やしたりすることができます。
どれも簡単にできるものばかりなので、OLとして忙しい毎日を過ごしているあなたも、無理なく節約・貯金を続けられるでしょう。
ぜひ本記事を参考にしていただき、自分のできる範囲で楽しく節約・貯金生活に努めてみてください。