ネット証券の口座をあなたはいくつもっていますか?実は、複数のネット証券に口座を作り使い分けることができるのです。
「いっぺんに複数の口座を所有したら管理するの大変なんじゃない?」「ネット証券の使い分けってデメリットないの?」
そんな不安を感じているかもしれません。そこで、本記事では複数のネット証券を使い分けることでどんなメリットがあるのか、また、どのネット証券がおすすめなのかも解説していきます。
せひ、あなたも複数のネット証券を使い分けて、投資の幅を広げてみてください。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/gamestop-%e6%a0%aa%e5%bc%8f-%e3%83%81%e3%83%a3%e3%83%bc%e3%83%88-6286877/)
なぜネット証券を使い分けると良いのか
ネット証券の口座を同時に複数開設できるのか、少し疑問かもしれません。もちろん、一度に複数の口座を開設することはできます。
あなたは、銀行の口座を複数持っていますよね。ネット証券も同じで、1つのネット証券で1つ開設することができます。そのため、他の証券会社の口座を開設することができるのです。
大手証券会社なら、さまざまな金融商品や制度を取り扱っています。例えばSBI証券なら以下の商品を取り扱っています。
- 国内株式(現物、信用取引、単元未満株、IPO、ETF、REIT他)
- 外国株式(米国株、中国株、その他7か国の株式、海外ETF)
- ロボアドバイザー
- 投資信託
- 外貨建MMF
- FX
- 先物・オプション取引
- CFD
- 金・銀・プラチナ取引
- 保険、他
また、扱っている商品の他に以下の制度も利用することが可能です。
- 一般NISA
- つみたてNISA
- ジュニアNISA
- iDeCo
これだけの、商品や制度を扱っているSBI証券以外に、なぜ他の証券会社の口座を開設して使い分けた方がいいのでしょう?
それは、それぞれの証券会社の特徴を活かした投資ができるからです。あなたが、米国株投資をしてみたいと思っているなら、米国株投資に強い「マネックス証券」がおすすめです。
このように、さまざまな投資目的に強いネット証券を使い分けることで、投資の幅も広がり分散投資によりリスクの回避にも繋がります。
ネット証券を使い分ける5つのメリット
証券会社を使い分けるのが良いと言われても、どんなメリットがあるのか気になるところだと思います。
そこで、この章ではネット証券を使い分けるメリットを、次の5つの項目から詳しく解説していきます。
- 購入できる商品が広がる
- 証券会社の強みを活かすことができる
- IPO(新規公開株)の当選確率が上がる
- リスクヘッジになる
- 独自の投資情報やサービスを受けられる
5つのメリットがどんなものか、それぞれの項目について詳しく解説していきますね。
①購入できる商品の幅が広がる
投資の種類はたくさんありますよね。一部ですが、代表的なものは以下の通りです。
- 株式
- 先物取引
- FX
- 不動産投資
- 投資信託
- 債券
1か所のネット証券で、すべての種類を取り扱うことはできません。また、証券によっては取り扱っていない商品もあるのです。
例えば、DMM.com証券はFXをするなら人気度もあるのでおすすめですが、FXしか取り扱っていません。
GMOクリック証券は、取引手数料が安くておすすめですが、IPOや投資信託は取引できません。
このように、ネット証券によっては取り扱っていない商品もあるので、複数のネット証券の口座を使い分けることで多くの投資商品に投資することができることになるのです。
②証券会社の強みを活かすことができる
ネット証券は、それぞれ異なった強みを持っています。具体的には以下の通りです。
- 手数料が安い
- 外国株の銘柄が豊富
- IPOの取扱が多い
- FX、先物、CFDなども同時に扱っている
- ポイント還元がある
このように、ネット証券にはそれぞれ強みが違うので、自分の求めている強みでネット証券を選び使い分けることが可能です。
- 手数料の安いA社で国内株に投資する
- 外国株の銘柄数が多いB社で外国株に投資する
こんな風に組み合わせて投資先を選べば、いいとこどりで投資することができます。
③IPO(新規公開株)の当選確率が上がる
投資家の間では人気のIPO。IPOは新規公開株のことで購入出来れば7〜8割の確率で利益を上げられる株なので人気が高いのです。
しかし、IPOは抽選なので簡単には購入できません。しかし、複数のネット証券の口座を持っていれば当選確率を上げることできます。
IPOは、証券会社ごとに割り当てが決まっていて、それぞれの配分量も異なるため複数のネット証券の口座を持つことで、より抽選を受けることができるので当選確率が上がるということになります。
IPOとは、「Initial Public Offering」の略称で、ベンチャー企業などが取引所に新規上場する際に発行される「新規公開株」の事です。
人気の理由は、IPO株のほとんどの銘柄が上場後に値上がりするので利益が出やすいからです。
IPOは、抽選によってしか買えません。事前の申し込み・抽選を経て、当選者のみが購入できる権利を得られる仕組みです。
④リスクヘッジになる
複数のネット証券の口座を持っていれば、リスクヘッジになります。ネット証券では、ネット証券側のサーバーや回線のトラブルで取引ができないことがあります。
どんな場合でも「絶対に大丈夫」という保証はありません。複数のネット証券の口座を持っていれば、こういったトラブルも最小限で回避することもできるのです。
突然のトラブルに備えて、複数のネット証券の口座を持つことで自分の資産を守ることができます。
リスクヘッジとは、起こりうるリスクの程度を予測して、リスクに対応できる体制を取って備えることです。
思いがけない事柄や回避が難しい状況において、その影響をできるだけ抑える対策や減らす手段もリスクヘッジになります。
想定されるリスクに対して、さまざまな対策や手段を図るという意味を持ちます。
⑤独自の投資情報やサービスを受けられる
証券会社ごとに提供している、投資情報やサービスを無料か条件付き無料で受け取ることができます。サービスの一例として3つ上げておきます。
サービス | 内容 | 月額料金 | 無料になるネット証券 |
QUICKリサーチネット | 新規公開株に関する情報や株主優待情報、企業の新製品の評価・取材など質の高い情報が得られる | 330円 |
|
日経テレコン | ビジネスに直結する情報を効率よく収集できるデーターベースサービス | 8,000円 | 楽天証券(制限有) |
マーケットスピード | 楽天証券の提供するPC用トレーディングツール | 無料 | 楽天証券を開設すると無料で利用できる |
それぞれの証券会社で、どんなサービスが提供されているかチェックすると、プラスで開設する証券会社の目安になるでしょう。
ネット証券を使い分けるデメリットとは?
複数のネット証券の口座を使い分けるメリットを解説してきましたが、デメリットはあるのでしょうか。実は、デメリットは特に目だったものはありません。
口座開設するだけなら料金はかかりませんし、逆にキャッシュバックがあるネット証券も多くあります。挙げるとしたら、以下の2つがデメリットと言えるでしょう。
- 資金管理・リスク管理が大変になる
- 確定申告が必要になる場合がある
複数のネット証券の口座を使い分けるとなると、以下のことを同時に考えなくてはなりません。
- いくら口座に入金するか
- それぞれの口座でどの商品を購入するか
- どこまで投資するか
同時に持っている口座の投資方法を考えなくてはならないので管理が大変になってしまいます。そのため、最初は2つぐらいから始めて、慣れてきたら徐々に口座を増やしていく方がいいでしょう。
確定申告が必要な場合とは、複数のネット証券で「特定口座・源泉徴収あり」の口座を持っていて、利益が出た口座と損失が出た口座が生じてしまった場合です。
このケースでは、利益の金額によっては税金の払い過ぎになる場合があります。払い過ぎた税金を還付してもらうためには、自分で確定申告(損益通算)をおこなう必要があるのです。
このように、「管理が大変」「確定申告はめんどくさい」といった点が、口座を使い分けるデメリットと言えるでしょう。
使い分けのネット証券を選ぶ5つのポイント
ネット証券の口座を使い分けるためには、どの証券会社を選べば良いか迷ってしまいますよね。
そこで、実際に複数のネット証券の口座を選ぶ際の5つのポイントを紹介します。それは、以下の通りです。
- 手数料を安く抑えたい
- 外国株に投資したい
- IPOを当てたい
- 単元未満株を買って少額から投資したい
- ポイントを使いたい、貯めたい
この5つのポイントから、あなたが希望する特徴を持ったネット証券の口座を選びましょう。
使い分けのネット証券を選ぶポイント①手数料を抑えたい
手数料ができるだけ安いネット証券を希望しているなら、各ネット証券の手数料を比べてみる必要があります。
手数料は2つの手数料プランがあり、それぞれのプラン別に比較していきましょう。
- 定額制のプラン:1日の約定代金合計額に対して手数料がかかる
- 約定制のプラン:1注文の約定代金に対して手数料がかかる
※約定代金とは、約定価格×株数のことを言います。約定価格とは、売買が成立した値段のことです。
ネット証券の手数料比較表(定額制のプラン) |
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証券会社名 | SBI証券 | 松井証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | SBIネオトレード証券 | |
取引金額 | ~10万円 | 0円 | 0円 | 0円 | 550円 | 0円 |
~50万円 | 0円 | 0円 | 0円 | 550円 | 0円 | |
~100万円 | 0円 | 1,100円 | 0円 | 550円 | 0円 |
定額制の手数料制度を導入しているネット証券会社は、ほとんどのところが100万円までは手数料0円になっています。
1回の注文代金が100万円未満なら、定額制プランにするといいでしょう。100万円を超えるようなら、約定制プランの方が良いでしょう。
ネット証券の手数料比較表(約定制のプラン) |
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順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
証券会社名 | SBIネオトレード証券 | DMM株 | GMOクリック証券 | SBI証券 | 楽天証券 | |
取引金額 | ~10万円 | 88円 | 88円 | 90円 | 99円 | 99円 |
~50万円 | 198円 | 198円 | 260円 | 275円 | 275円 | |
~100万円 | 374円 | 374円 | 469円 | 535円 | 535円 |
上の比較表は、約定制プランの場合の手数料が安いネット証券のベスト5です。複数のネット証券を使い分けるなら、手数料は気になるもの。
積み重なるとけっこうな額になってきますよね。自分の投資スタイルにあった証券会社で、安い手数料で運用できた方が負担も少なく済みます。
ネット証券の口座を複数持って使い分けるなら、手数料にも注目する方がいいでしょう。
使い分けのネット証券を選ぶポイント②外国株に投資したい
日本株よりも配当が高く、世界的に有名な企業に投資できる点などで人気のある米国株。
外国株への投資ができるネット証券が希望なら取扱銘柄が多く、他のネット証券では取り扱っていない企業への投資ができるネット証券がいいでしょう。
証券会社名 | 米国株 | 中国株 | ||
銘柄数 | 手数料 | 銘柄数 | 手数料 | |
SBI証券 | 5,062銘柄 | 約定金額の0.495% (最低0米ドル~最高22米ドル) |
1,331銘柄 | 約定代金の0.286% (最低51.7香港ドル~最高517香港ドル) |
マネックス証券 | 4,998銘柄 | 約定金額の0.495% (最低0米ドル~最高22米ドル) |
2,575銘柄 | 約定代金の0.275% (最低49.5香港ドル~上限495香港ドル) |
楽天証券 | 4,768銘柄 | 約定金額の0.495% (最低0米ドル~最高22米ドル) |
1,196銘柄 | 約定代金の0.55% (最低550円~上限5,500円) |
銘柄数で選ぶなら上記の3つからがおすすめです。特にSBI証券は、他では取り扱っていない韓国、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシアなどの外国企業にも投資できるのでおすすめです。
使い分けのネット証券を選ぶポイント③IPOを当てたい
買えば儲かる確率が高く人気のあるIPO(新規公開株)。利益が上がりやすいIPOの株を手に入れたいと思っているならIPO取扱実績が多いネット証券がいいでしょう。おすすめは以下の3つの証券会社です。
証券会社名 | マネックス証券 | SBI証券 | 楽天証券 |
2021年取扱実績 | 65社 | 122社 | 74社 |
抽選方法 | 1人1票 | 1口1票 | 1口1票 |
当選確率 | 公平 | 公平 | 公平 |
その他 | 購入時の手数料が無料 | チャレンジポイント
(チャレンジポイントとは、外れても次回以降チャンスがあるサービスです)
|
取扱実績は、SBI証券がダントツですが抽選方法がそれぞれ違います。「1人1票制」は、資金は関係なく、申込時に最低単元株数分の購入に必要なお金を預け入れるだけで公平な抽選ができる方法と言えます。
「1口1票制」は、応募の口数に応じて1票が振り分けられます。そのため、お金をたくさん持っている人が多くの抽選票を受け取ることができるという仕組みです。
マネックス証券は、1銘柄に対して「1人1票」なので誰にでも当選チャンスがあるため、人気が高いネット証券です。
楽天証券は、2021年の実績が74社と大きく実績を伸ばしました。マネックス証券のような1人1票制ではありませんが、銘柄ごとに申込上限がある平等抽選を行っているのも魅力です。
使い分けのネット証券を選ぶポイント④少額から投資したい
あまり、投資にかける資金が少ない人には少額から投資できるミニ株(単元未満株)がおすすめです。
ミニ株とは、本来100株単位で購入する株式を、100株未満でも購入できるようにした単元未満株投資サービスの総称のことを言います。
ミニ株は、証券会社の独自のサービスで1株から売買できるものや、株数指定ではなく金額指定で株を購入できるものなどの少額サービスもあります。そんな、ミニ株投資におすすめなのは以下の5つです。
証券会社名 | 最低取引金額 | 取引手数料 | 取引銘柄数 |
LINE証券 | 100円 | スプレッド方式 0.2%~0.5% |
1,500銘柄以上 |
Paypay証券 | 1,000円 | 国内:0.5%~1.0% 海外:0.5%~0.7% |
168 |
SBIネオモバイル証券(ネオモバ) | 10円以下 | 220円~ | 東証上場銘柄 |
SBI証券 | 数千円 | 約定代金の0.55% 最低55円~ |
東証上場銘柄 |
auカブコム証券 | 数千円 | 約定代金の0.55% 最低52円~ |
東証上場銘柄 |
それぞれの証券会社が取り扱う、ミニ株投資の特徴を説明していきます。
おすすめなミニ株取扱証券①LINE証券
LINE証券は、普段使っているLINEアカウントから直接ログインできるので、新たにアプリをインストールする必要はありません。LINEアカウントから、LINE証券へアクセスできるのは嬉しいですよね。
LINE証券は、現物取引の買付手数料は無料で利用ができるのでコストを抑えることができます。また、100円から投資できて全銘柄購入手数料が無料なんです。
LINE証券では、LINEPayとLINEポイントに対応しているので、LINEPayで簡単に入出金ができ手数料が無料です。
LINEポイント1ポイント=1円で使用でき、LINE証券の「つみたて投資」にポイントを使用することができます。
おすすめなミニ株取扱証券②PayPay証券
PayPay証券は、スマホアプリに特化したネット証券会社です。そのため、パソコンのブラウザやツールは提供していません。
取扱銘柄が日本だけでなく、米国株を1,000円から購入することができます。
paypay証券の取扱銘柄は他社に比べると少ないですが、初心者でどの銘柄を選べば良いかわからないなら厳選された銘柄なので迷うこともないでしょう。
PayPay証券では、持っているPayPayボーナスを使用して運用することができます。「チャレンジコース:短期運用向け」と「スタンダードコース:長期運用向け」の2種類から選べます。
おすすめなミニ株取扱証券③ネオモバ
SBIネオモバイル証券のネオモバは、取引手数料はありませんが月々の利用料金が必要になります。
ただし、毎月ネオモバ限定Tポイントが200ポイント付加されるので、合計で50万円までは、ほぼ実質無料です。※消費税の20円は負担があります。
また、ネオモバはTポイントでも投資が可能です。Tポイント1ポイント=1円として購入資金にすることができます。
おすすめなミニ株取扱証券④SBI証券
SBI証券は国内株式個人シェアのトップを誇るネット証券です。そのため、SBI証券は幅広い金融商品を取り扱っています。
SBI証券の口座を持っていると、ミニ株から通常の株式投資に移行することができます。また、併用して投資信託に投資することも可能です。
SBI証券では、国内株式の購入や投資信託の保有で、TポイントかPontaポイントが貯まります。
貯まったポイントは、1ポイント=1円として投資信託の買付にも利用することができます。さらに嬉しいことに、新規口座開設すると100ポイントがもらえますよ。
使い分けのネット証券を選ぶポイント⑤ポイントを貯めたい
買い物をするとポイントが貯まるように、ネット証券でもオリジナルの証券ポイントがもらえる証券会社があります。
証券ポイントは、他社のポイント・マイルに交換できるんです。いつも使っているポイントに交換できるのは嬉しいですよね。代表的なポイント交換ができるネット証券は以下の3つです。
証券会社名 | Tポイント | nanacoポイント | ANA | JAL |
SBI証券 | 500P→500P (500Pから100P単位で交換可能) |
500P→500P (500Pから100P単位で交換可能) |
700P→200マイル (700Pから350P単位で交換可能) |
900P→300マイル (900Pから30P単位で交換可能) |
マネックス証券 | 50P→50P (50Pから5P単位で交換可能) |
50P→50P (50Pから5P単位で交換可能) |
1000P→250マイル (1000P単位で交換可能) |
1000P→250マイル (1000P単位で交換可能) |
楽天証券 | 2P→1マイル (50Pから2単位で交換可能) |
基本的には、どのネット証券もほぼ1ポイント=1円となっています。ポイントもマイルも貯まるのは、SBI証券とマネックス証券です。
SBI証券は、100ポイント単位で最低500ポイントからでないと使えませんが、マネックス証券は5ポイント単位で最低50ポイントから使えるのでマネックス証券の方が使いやすいでしょう。
楽天証券は、マイルに交換できるのはANAだけですが交換率が2:1と一番お得で、2ポイント単位で50ポイントから交換できるので使いやすい証券会社です。
ネット証券を使い分けるのにおすすめな組み合わせは?
複数のネット証券の口座を選ぶポイントを解説してきましたが、実際のところおすすめな組み合わせは何なのか紹介していきます。
複数の口座開設は、自分の目的に合ったネット証券会社を選ぶようにしましょう。
手数料を安く抑えたい場合のおすすめな組み合わせ
手数料を安く抑えたいと思っているなら、「楽天証券」と「SBI証券」の組み合わせがおすすめです。
100万円未満の取引なら、定額制プランであれば手数料0円ですので、これは注目すべき点です。
楽天証券とSBI証券は、大手証券会社の中でも手数料がとても安いので、できるだけ手数料を抑えたいと思っているならこの2つの組み合わせが良いでしょう。
外国株に投資したい場合のおすすめな組み合わせ
外国株に投資したいなら、「マネックス証券」と「SBI証券」の組み合わせがおすすめです。
マネックス証券は、米国株、中国株の銘柄数No.1を誇るネット証券です。
また、SBI証券は、米国株、中国株以外にも7か国の外国株に投資が可能なので他のネット証券では取り扱っていない外国企業にも投資できるのでおすすめですよ。
IPOを当てたい場合のおすすめな組み合わせ
IPOを当てたいと思っているなら、「マネックス証券」と「SBI証券」がおすすめです。
IPOの当選を狙っているなら、取扱数が多いSBI証券が良いでしょう。また、マネックス証券は、1銘柄に対して「1人1票」なので誰にでも当選チャンスがある人気が高いネット証券です。
少額から投資したい場合のおすすめな組み合わせ
少額からネット証券を使い分けたいなら、「SBI証券」か「Paypay証券」がおすすめです。
SBI証券は、ミニ株から通常の株式投資に移行できるため、ある程度金額がまとまったあとの運用がスムーズです。
しかし、より簡単に購入したいと考えているならPaypay証券がおすすめ。スマホアプリに特化したネット証券なので、初心者でも扱いやすいでしょう。
また、日本株だけでなく米国株も取り扱っているので投資の幅も広がります。
ポイントを貯めたい場合のおすすめな組み合わせ
ポイントを貯めたいなら「SBI証券」と「楽天証券」がおすすめです。
ネット証券では、提携した企業のポイントが貯まるサービスをおこなっている証券会社があります。あなたがどのポイントを貯めたいかで、選ぶ証券会社は決まってくるでしょう。
- Tポイントユーザー(ヤフー経済圏)ならSBI証券
- 楽天ポイントユーザー(楽天経済圏)なら楽天証券
自分が日頃よく使うポイント制度でネット証券を選んでみましょう。
【まとめ】複数のネット証券を使い分けるのがおすすめ
複数のネット証券を使い分けると、それぞれの特性に合った商品を取り扱うこともでき、さらに独自のサービスを受けることもできます。
ネット証券を使い分けるとメリットが多く、投資の幅も広がりますよ。あなたの投資スタイルにあった証券会社を選んでみましょう。
各企業ごとに連携したポイントを活用して投資ができるサービスもあるので、日頃よく使うポイントの活用方法も視野に入れて選ぶと良いでしょう。