借金や返済の方法って色々あってどれを利用するのがベストなのかよくわかりませんよね。
どのように借入を行い、返済をするのが最も損のない方法なのでしょうか。
この記事では、カードローンで損をしないためのキャッシングの方法と返済方法について書いていきます。借入や返済で損をしたくない方はぜひこの記事を読んでください。
低金利なキャッシングを行う

低金利でキャッシングをことができるカードローンを利用することで、損をすることなくお金を借りることができます。
カードローンで10万円をキャッシングしたと仮定します。この時、金利が4%の場合と15%の場合では、月々の利息がどれだけ変わってくるのか見ていきましょう。
- 金利が4%の場合は、月々329円の利息が発生します。
- 金利が15%の場合は、月々1233円の利息が発生します。
上記の例からわかるように、金利が高いと毎月多額の利息を支払わなくてはいけません。そのため、金利が低いカードローンを選択し、借入を行うべきです。
利息=残高×金利÷365(1年)×日数
低金利でキャッシングを行えるカードローン
低金利でキャシングを行うことができるカードローンは、以下の2つです。
- みずほ銀行カードローン
- 三井住友カードローン
みずほ銀行カードローン

- 金利:年2.0%~14.0%
- 限度額:最大800万円
- 審査スピード:口座があれば短縮可
みずほ銀行カードローンは、最低金利2.0%とかなり攻めの低金利を採用しています。
三井住友カードローン

- 金利:4.0%~14.5%
- 契約極度額:10万円~800万円
- 口座:不要
みずほ銀行ほどではありませんが、最低金利4.0%と低く設定されています。
無利息サービスを利用したキャッシングを行う
短期間で返済が可能であれば、無利息サービスを利用したキャッシングを行うことをおすすめします。
無利息サービスを利用することで、一定期間利息が発生しなくなります。
金利15%、30万の借入を行ったと仮定します。30日間(1か月間)の無利息サービスを利用するといくらお得になるのでしょうか。
この場合は、利息として発生するはずの3699円を支払う必要がなくなります。
無利息サービスを活用すれば、そこまで大きな金額ではありませんがお得に返済を行うことができます。
月々の利息=残高×金利÷365(1年)×30(1か月)
無利息サービス付きでキャッシングを行えるカードローン
無利息サービスを行っているカードローンを、以下で2つ紹介します。
- レイク
- プロミス
レイク

- 年利4.5%~18.0%
- 融資額:1万円~500万円
- 初回限定無利息サービス
初回に限り、30日間利息が0円となります。また、初回に限り契約額1~200万円の方は、借入額のうち5万円が180日間利息0円となります。
プロミス

- 年利4.5%~17.8%
- 最短1時間融資
- 初回限定無利息
初回の利用者に限りますが、30日間無利息で貸し出しを行っています。
必要最小限のキャッシングで返済の負担を減らす

カードローンでキャッシングを行う際にポイントとなるのが、必要最低限の借入を行うべきということです。
必要以上にお金を借りてしまうと、それだけ残高が多くなってしまうので、利息が多く発生してしまいます。
金利15%で借入を行ったとします。この時、10万円のみを借りた場合と20万円の借入を行った場合で、月々の利息がどれだけ変わるのか見ていきましょ。
- 10万円の借入では、利息は1233円となります。
- 20万円の借入では、利息は2466円となります。
借入を行うのであれば、必要最小限となる金額のみを借りるようにしましょう。
利息=残高×金利÷365(1年)×日数
最も賢い返済方法は早く返すこと

返済で意識してほしいのは、なるべく早く返すことです。返済期間が短ければ短いほど、返済総額は少なくて済みます。
逆に、返済期間が長引いてしまうと、返済総額は膨れ上がってしまいます。
金利15%で20万円の借入を行ったとして、完済までに半年かかった場合と、2年かかった場合でシミュレーションをしたときの返済総額を比較してみましょう。
上の表が半年で完済したときのシミュレーションで、下の図が完済に2年かかった場合のシミュレーションです。
支払回数 | 元金 | 総返済金額 | 利息 |
6回 | 200000円 | 208839円 | 8839円 |
支払回数 | 元金 | 総返済金額 | 利息 |
24回 | 200000円 | 232722円 | 32722円 |
返済期間が異なると、総返済金額が大きく変わっってしまうのが分かりますね。
最も賢い返済方法は、借りたお金を早く返すことだと覚えておいてください。
カードローンの返済の仕組み

カードローンの返済方法として多くは、約定返済が採用されています。
約定返済とは、毎月、契約で決められた約定返済日に約定返済額を返済することです。
約定返済額は、借入額や残高によって変わってきます。例えば、10万円の残高の時の約定返済額が6000円だったのが、返済によって残高が5万円まで減ると約定返済額も3000円に減額されるといった感じです。
約定返済額から利息を引いた額が元金の返済にあてられます。約定返済額のみを支払っているだけでは、なかなか元金を減らせず、借金を完済するまでに時間がかかってしまいます。
- 利息=元金×金利÷365(1年)×30(1か月)
- 約定返済額ー利息=元金にあてられる返済
随時返済を行う

毎月、約定金額を支払っているだけでは返済が長引いてしまうので、随時返済を行うようにしましょう。
随時返済とは、約定返済とは別に、追加で行う返済のことです。返済方法がが引き落としであれば、どのタイミングに振り込みを行っても随時返済となります。
返済方法が、指定日での振り込みであれば、そのタイミング以外に振り込みを行えば随時返済となります。
随時返済を行えば行うほど、完済までの期間が早まり、結果として、返済総額を減らすことになりますね。ぜひ、積極的に随時返済をして、できるだけ早い完済を目指してください。
無駄な出費を削って返済にあてる
無駄な出費を削り、捻出したお金を随時返済にあてることでより早く借金を完済できます。以下の手順を踏んで、無駄な出費を減らしていきましょう。
- 家計簿をつける
- 無駄な出費を見つける
- 無駄な出費を抑える
家計簿をつける
家計簿をつけることで、収支を把握することができます。また、どの場面でどのくらいの支出があるのかを正確に把握できれば、無駄な出費を抑えやすくなります。
家計簿をつける際は、固定費と変動費を分けてつけるようにしましょう。固定費と変動費を分けることによって、比較的支出を抑えやすい固定費に注目することができるからです。
無駄な出費を見つける
家計簿をつけたら、振り返りを行い無駄な出費を探していきましょう。
以下の3つを見直すだけで出費を大きく削ることができるので、確認してみてください。
- 保険
- スマホ料金
- 変動費
加入中の保険の中に、不要なものがあるかもしれません。1度保険を見直してみましょう。1つ不要な保険をやめるだけで、支出を減らすことになります。
また、スマホの料金も現在契約しているものより、安いものがあるかもしれません。1度見直してみることをおすすめします。
変動費の出費を抑えるのは大変ですが、「余計なものを買わない」「水や電気の無駄遣いをしない」などを意識して生活することで、多少は支出を減らすことがでるでしょう。
無駄な出費を削る
無駄な出費を見つけることができたら、その出費を削っていきましょう。
賢いキャッシングと効率的な返済について まとめ
いかがでしたでしょうか。最後に、全体の内容をまとめておさらいしましょう。
- お金を借りるなら低金利を選ぶべき
- 無利息サービスを利用するのもあり
- キャッシングは必要最低限にする
- 最も賢い返済方法は早く返すこと
- カードローンの返済で使われがちな約定返済では、完済までに時間がかかる
- 随時返済を行い、早めの完済を目指すべき
- 無駄な出費を削って、その分のお金を随時返済にあてるのがよい
ここで学んだ、賢いキャッシングと効率的な返済で、カードローンを上手に使ってくださいね。
